2013年1月2日水曜日

新年早々の観劇

あけましておめでとうございます。
今年もよい年になりますように。

さて、大晦日の夜は、テムズ川沿いのロンドンアイの側で
ビッグベンの鐘を聞きながら、花火を見ようと出かけたのですが、
待ちきれず帰宅。でもすごい人でした。
近所の人たちの花火で満足しました。










元旦は、音韻学で発音練習に出てきた「ウインターワンダーランド」へ。
ハイドパークに冬の間あるアミューズメントパークで、
思いのほか、楽しかったです。






夜は、国立劇場で上演中のグリム童話、ヘンゼルといグレーテルを観劇。
この劇のダイレクターが、結構賞を取ったりしている話題の、ケイト、ミッシェルという人。

そして、劇の最後で、思わねハップニングに起こった。
劇の進行役には、グリム兄弟が登場し、継母やお父さん役もしたのだが、
ヘンゼルとグレーテルが無事、家に帰ってきて、改心した継母と仲直りを
する場面で、グレーテルが継母に仲直りのしるしに頬にキスをすると、
客席から一人の子どもが、「うう…」と嫌そうな声を上げた。
そうとう劇に入り込んでいたんだろう、思わず会場が大爆笑、拍手も起こった。

この後、たぶんヘンゼルも仲直りの何かをするはずだったと思われるが、
できなくなってしまった!必死で考えているらしい役者たちと、苦笑いのヘンゼルと…。
そして、お父さん役の人が、アドリブでつないだ。
「まあ、とにかくめでたい、めでたい」
とかなんとか。そして、終わりの歌になった。

子どもはなんとも正直でいいー!