詩のライブ~Poetry Reading~茨木のり子著“おんなのことば”Vol.1
“心が真っすぐになる”-声にのせて届けたい詩集-セカンドライブ
詩集 “おんなのことば”に収められているきっぱりと凛とした詩には心がスクっと真っすぐになり、コミカルな詩には力が抜けて苦笑にも似た笑いが込み上げてきます。幅広い詩が格調高い言葉から普段使いの言葉までふんだんに盛り込まれ、自在に織り上げられたアンソロジーを声にして、音楽と共にお届けする詩の“ライブ”です。
昨夏のライブでは大勢の方にお越しいただき、Hirokoの声を通して茨木のり子さんの詩に触れて頂きました。今回のライブではCDに収録した作品のほかに、先のライブでは発表しなかった詩集後半からの詩も数編お届けします。
朗読 Hiroko ピアノ演奏 倉さと子
日時 2012年3月18日(日) 13:00 開場
13:30-14:30 詩ライブ
14:40-15:30 お茶タイム
場所 みんなのカフェちいろば
Tel: 075-643-2476
京都市伏見区深草直違橋4-370
最寄駅:京阪藤森駅北改札口徒歩約2分
http://cafe-lil-donkey.blogspot.com
料金 2500円(お茶、お菓子付き)
主催・申込先 朗読応援団 FLOWERS
Fax: 0774-65-3847
E-mail: ZVA07475@nifty.ne.jp (受付・金折)
受付開始日 2月5日 受付締切日 3月15日
☆定員 25名 (大人対象。定員になり次第締切とさせていただきます。)
☆当日、CDの販売もいたします。
☆途中入場はライブの妨げとなりますので、ご遠慮下さい。
***** ***** ***** ***** *****
詩のライブ~Poetry Reading~ 茨木のり子著“おんなのことば”Vol.1
“心が真っすぐになる”-声にのせて届けたい詩集-
朗読 Hiroko ピアノ演奏 倉さと子
日時: 2012年3月21日(水) 10:15 開場
10:30-11:30 詩ライブ
場所: 名古屋女性会館 文化活動室
地下鉄名城線東別院下車①番出口東へ徒歩3分
料金: 2000円
主催: オイリュトミーアンサンブルわ
申込先: fax: 052-807-7066
E-mail: pipin-piyodori@softbank.ne.jp(受付・影島)
受付開始日: 2月5日 受付締切日 3月15日
☆定員: 45名 (大人対象。定員になり次第締切とさせていただきます。)
☆当日、CDの販売もいたします。
2012年2月18日土曜日
2012年2月9日木曜日
‘西へ向かって歩いて’ by デニス レバトフ
Stepping Westward
by Denise Levertov
What is green in me,
darkens, muscadine.
If woman is inconstant,
good, I am faithful to
ebb and flow, I fall
in season and now
is a time of ripening.
If her part
is to be true,
a north star,
good, I hold steady
in the black sky
and vanish by day,
yet burn there
in blue or above
quilts of cloud.
There is no savor
More sweet, more salt
than to be glad to be
what, woman,
and who, myself,
I am, a shadow
that grows longer as the sun
moves, drawn out
on a thread of wonder.
If I bear burdens
they begin to be remembered
as gifts, goods, a basket
of bread that hurts
my shoulders but closes me
in fragrance. I can
eat as I go.
西へ向かって歩いて
デニス レバトフ
何か 緑色のものが 私の中に
濃くて 野生のぶどうのようなものが
もし女が気まぐれと言うなら
いいわ、私の誠実さは
まあ満ち足り引いたりね、さあ
季節が来た、今が
熟す時よ
もし一部でも
真実であるなら
北極星ね
いいわ、しっかりと
暗闇の空にいて
そして昼になると消えるの
でもまだそこで燃えているのよ
青色に それとも はるか
切れ切れの雲の上でね
面白みがないわ
もっと甘く もっと塩味をきかせて
である喜びよりも
何である、 女である
誰である、 私自身である
私である、 影が
長くなっていく 太陽が
動くにつれ、 引き伸ばされる
不思議な糸の上で
もし私が重荷を運んでいるなら
思い出されてくる
贈り物や品物のように、ひと籠の
パンのように それで痛めたの
肩をね でもすぐ近くにいて
香ばしく香り立った だから
歩きながら食べられたわ
by Denise Levertov
What is green in me,
darkens, muscadine.
If woman is inconstant,
good, I am faithful to
ebb and flow, I fall
in season and now
is a time of ripening.
If her part
is to be true,
a north star,
good, I hold steady
in the black sky
and vanish by day,
yet burn there
in blue or above
quilts of cloud.
There is no savor
More sweet, more salt
than to be glad to be
what, woman,
and who, myself,
I am, a shadow
that grows longer as the sun
moves, drawn out
on a thread of wonder.
If I bear burdens
they begin to be remembered
as gifts, goods, a basket
of bread that hurts
my shoulders but closes me
in fragrance. I can
eat as I go.
西へ向かって歩いて
デニス レバトフ
何か 緑色のものが 私の中に
濃くて 野生のぶどうのようなものが
もし女が気まぐれと言うなら
いいわ、私の誠実さは
まあ満ち足り引いたりね、さあ
季節が来た、今が
熟す時よ
もし一部でも
真実であるなら
北極星ね
いいわ、しっかりと
暗闇の空にいて
そして昼になると消えるの
でもまだそこで燃えているのよ
青色に それとも はるか
切れ切れの雲の上でね
面白みがないわ
もっと甘く もっと塩味をきかせて
である喜びよりも
何である、 女である
誰である、 私自身である
私である、 影が
長くなっていく 太陽が
動くにつれ、 引き伸ばされる
不思議な糸の上で
もし私が重荷を運んでいるなら
思い出されてくる
贈り物や品物のように、ひと籠の
パンのように それで痛めたの
肩をね でもすぐ近くにいて
香ばしく香り立った だから
歩きながら食べられたわ
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