2013年1月14日月曜日

今年は150周年です。

長州五傑
 
今月の英国日本人会「二水会」主催の会は、伊藤博文や井上馨をはじめとする長州藩の5人の留学生、いわゆる長州五傑が1863年に渡英してから150周年を迎える今年、彼らのロンドン滞在を支えたロンドン大学の化学者ウィリアムソン教授と異国の地で必死に学ぶ日本人青年たちとの交流と、その後に纏わる話だった。Chalk Farm駅あたりに住んでいたそうだ。学校からすこし東へ行ったところだ。

この5人の後に、幕府や薩摩藩からたくさんの留学生がやってきた。当初の、ロンドンでの留学生の生活ぶりは、どれも興味深い話ばかりだった。中には、志半ばでロンドンで亡くなった人もいるそうだが、その大半の人たちが帰国して、日本の近代化に貢献した。

20代で渡英して、寒さや倹しい生活の中で必死に勉強して、日本の黎明期に尽力した若者たちに、ただただ感動した。