ジャケットの制作をしています

昨年の暮れに、CDの録音が終了して、現在、

ようやくジャケットの制作に取り掛かりました。

前回、CDのデザインをしてくれたのは、

ペルー旅行で知り合いになったWEBデザイナーの

滋賀県在住の女性でした。

今にも閉まるという日が暮れるマチュピチュで会い、

その後、麓の町で偶然再会して…という縁から、

引き受けてくれました。

後半の時も手伝うよと言ってくれたのに、ロンドンで

パソコンが壊れて、大量のデータがなくなってしまった為か、

探しても探しても彼女の情報が出てこなくて…

で、

今回のデザインは、関東の方にお願いしました。

今日、ようやく大方のデータを送り、

後は、引越しが終わったらしてくるはずのレイアウトを待つだけです。

3月中旬には、名古屋で発売記念のリサイタルも計画していて、

場所の手配に、助っ人の確保など、色々な事が一気に、

そして、勢いよく動いています。

ところで、先日、

録音したCDを知人に聞いてもらったところ、

「前回の時よりも、はるかに楽しんでいるって感じね～」

と言われ、おっと声にそんな事も出ているんだな、

改めて思いました。

声と呼吸をつなぐ練習で励まされた事

実は、私の喉は、風邪を引いた時などは別にして、
頑丈にできているのか、めったに痛くなりません。
それは、ほら、ボイスの先生だからでしょ、
と言いたいのは山々ですが、単に繊細でない気がします。

過去、高音を頭で響かせて頭頂から前頭骨までもっていく練習を
しつこく面白がってしていた時のみ、
声枯れ（嗄声）よる声帯にタコのような結節ができそうになったくらいで、
ありがたい事に、ほとんど故障知らずです。

が、それはつまり、
ボイスのエクササイズがどれくらい有効に効くのかが、
自分の器官で実証できないとも言え、
実のところ、よくわかっていないんじゃないのかな～？！と
心配になる時もあります。おかしな悩みなんですが…
で、
またまた、そんな事をぼんやり考えていたら、
先日、励まされる瞬間に出会いました。
呼吸と声をつなげると、
どれだけ声が違うかという事を目の当たりにしました。
こういう時は、いつも受講生の方に励まされます。

その日は、声と呼吸がテーマでしたが、
どしても体感してもらう事ができません。
横になって弛緩しても声と呼吸が繋がらないのです。
そこで、呼吸時にずっと胸郭（＝胸部の骨格です）に触れ、
動かし続けて、その動きに添って話してもらうと、
声と呼吸が、徐々にぴったりと会っていきました。

本人も、
今まで聞いたことのない自分の声だったと
えらく感心していましたが、
私もまた、このエクササイズは凄いな、と改めて思いました。

さぁて 2015年ですね

昨年末は、中国地方の仕事の後、冬休みに入り、

休みボケのまま今週からの仕事にフル回転で突入・・・

ようやく仕事モード、普段の調子になってきました。

相変わらず、年の初めには、あれもやりたい、これもと、

ワクワクしてしまいます。

ボイスの事では、

昨年したグループや個人のセッションを振り返りつつ、

展開、発展させていけたらと思っています。

夢は全都道府県を周ること、なんです！ははは。

あとは、

ずっと出来なかったテキスト＆スピーチ領域を

もう少しまとめて展開する事や、

手付かずといえば、

MAに教えにきていたタラから学んだ

「コミュニケーションとボイス」にいよいよ着手しようと思います。

この講座は、5月から関西で始める予定です。

 昨年から再開したCD制作は、

できれば毎年作成しようと考えていて、

今年は、中原中也の作品に取り組む予定です。

中也は没後50年が経っているので、著作権がなくてほっとしています。

あれやこれやの野望と夢が膨らみながら、

今年も内実、中身の充実を目指しています。

今年もいい年になればいいなぁと願っています。

どうぞよろしくお願いします。