2014年6月30日月曜日

体から歌が湧いてきた

今週の「岩崎10」の講座で、起こった出来事でした。

動いたり、走ったり、あっという間に汗がだらだら。。。なんて調子で始まった627日の講座―

この日のテーマは、呼吸シリーズで「半胸式半腹式」

 

講座は、いつものように復習をして、姿勢から呼吸に移り、半胸式半腹式を導入して、

そのあと体全体の共鳴の練習で仕上げ。

体はほんわか、いい感じに仕上がって終わりました。

 

そして、終わってそれぞれで雑談をしていたら、なんだか一人の方が歌い始めると、

それに誘われてみんなが歌い出しました。

声楽やコーラスをされている方が多く、この響く体と声で歌いたいという

気持ちもあったかもしれませんが、

改めて体が心地よくなると、歌が内側から湧いてくるのかなぁって、

感動しながら、その様子を見ていました。

 

私の仕事って、ほんとうにありがたい仕事だな〜、としみじみ。。。

 

岩崎10の皆さんは、始まりから相変わらず、出席率がよく、皆さん、真面目です。

なので、どんどん進みます!










2014年6月20日金曜日

暑さには弱いはずですが...




5月の最終週に、

一日ごとに違う府県で仕事やら用事やらをこなして帰宅したら、

うーん調子が良くない。。。というのを引きずっているらしく、

曇りと雨とカンカン照りをころころ繰り返すこの頃のお天気に、

夏も本番でないのに、すでに疲れ気味です。。。

 

が、   

今夏の楽しみは、何といっても、山!に行くことです。

そう思うと元気が出てきます。いや〜、

名古屋がこんなに山から近いなんて...ここは、いいところです!

まずは、近いところで、中央アルプスにある駒ケ岳に行こうと計画中です。

どれくらい歩くかは、ちょっと未定...久しぶりなので...

ロンドンでの滞在でも、もしやウェールズあたりに行けるかもと、

ほのかな期待と共にトレッキングシューズを持っていって、

結局一度も履かずに、また持って帰ってきましたが、

ここでは、日の目を見そうです。

 

あとひとつは、7、8、9月で受ける「ボディバランス」なるジムのクラス。

これは、ヨガやら太極拳やらピラティスなどに、最新の運動生理に基づく

トレーニングを合わせたエクササイズで、流行りのコアの筋力アップも

できるというもの。さてさて、どんなものでしょう...

あれ?案外、元気ですかねェ

 
最近また、つくづく、体の中にある知恵は深いなと実感しています。


2014年6月14日土曜日

人工音声について





久しぶりにTEDを見ていて、面白いプレゼンを見つけました。
 
アメリカのルーパル・パテルという音声科学者が
いかに人工的な音声に個性を入れようとしたかというもので、
とても興味深かったので、ご紹介します。
 少し専門的ですが、気軽によんでください。
 
まず声紋についてー
私たち一人一人にはそれぞれ声紋があり、それは性別、年齢、
生活習慣や個性まで映し出すと言われるそうです。
 
彼女は、ある集会で声の出ない人が違う機器であっても
同じ人工音声を使用していて、
つまり小さな女の子から大人の男性まで同じ声を
使っていることにショックを受け、
どうしたらそれぞれの人にふさわしい、
その人らしい人工音声を使うことができるかを考え、研究し始めたそうです。
 
プレゼンの中では、声の出る仕組みを「音源」と「フィルター」
(つまり、共鳴と構音)で表していて、
声の出ない人でも「音源」は健在であることがわかったと言います。
それは何に関わるかというと、
ピッチや音量、テンポに関わる「音律」
(紛らわしい言葉ですが、トーンのことだと思われます)
に関する部分のことで、
(つまり喉頭器官に関わるあたりは健全だと解釈できました)
それが個々人で違うなら、
少なくとそれは人工音声に反映されるべきではないか…と。
 
単純でかつ明快、しかし、凄い発想の展開です!
 
実際の行程は、膨大な音声のサンプル集めです。
音声を提供してくれる人にたくさんの文章をよんでもらったようです。
これを見ながら、
昨年、ロンドンであるサイエンスプロジェクトを手伝いをして、
似たような作業をしたのを思い出しました。
そのプロジェクトはこれとは少し違い、
話している時の顔の筋肉も撮影して、喜びや哀しみ、
怒りなどの感情を入れて同じ文書を何度も読むというものでしたが、
データとして、音一つ一つ、またその音(音素)の繋がり方を集積して、
そのデータから必要な言葉や文章を再構築するという点では
同じプロセスのようでした。
 
提供され集積した音声がそのまま再生されるだけでは、
まだ人工音声の範囲内だそうで、
それにどうやってその人の個性を表すか、
話しているようにするかというと、被験者の出せる音声と集積した音声を
混ぜ合わせていくという方法を使っていました。
 
そうすると、人工音声が本当に話しているような声が合成されるのです!
見た後、人工音声と、混ぜ合わせた音声...
何が違うと言ったらいいのか...しばらく考えていました…
声自体は、柔らかくなったのですが、何かもっとこう…
うーん、答えはまだ見つかっていません…
 
VocaliD.org  っていうサイトがあるそうです。
さらに詳しくはそちらでどうぞ。

2014年6月6日金曜日

ロシア演劇のワークショップ


7月の終わりから8月の始めに、
ロシアの劇団「ユーゴザーパト劇場」の女優カリーナ・ドゥイモントさんが来日して、
東京、名古屋、大阪と演技のワークショップをしてくれます。
(大阪TCLの先生が通訳されるので、ロシア語ができなくても大丈夫!)
ボイスクラスでチラシをもらったのですが、日程の都合がつかず、
残念だな―と思っていたらその前の週に名古屋であることがわかり、
そちらに寄せてもらうことになりました。(各所での詳細は下記参照


このワークショップから、3年前、NYのチェーホフスタジオで学んでいた時、
同じクラスにいたロシア人の俳優、マリアの事を思い出しました。
彼女もロシア国立演劇大学出身だったような...
インプロビゼーションという即興のエクササイズが断然うまくて、
つも目が離せなかったことを覚えています。
そんなマリアの話を専門の先生にしたら、
「その人はかなりの難関を突破して大学に入ったエリートですよー」と言われ、
それでかァー!と、とても納得しました。


 彼女の演技を思い出すと、「演技をする」って、限りなく普通にしているってことでもある
不思議な行為だなとつくづく思います。

カリーナさんは英語も出来るとのことなので、色々お話できるかなと思って今から楽しみにしています。



29()30()31() 会 場ギャラリーΧ〈カイ〉
103-0026東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア ライフビット ℡ 03-5624-1151
JR総武線「両国」駅西口下車、左へ徒歩約3分/都営地下鉄大江戸線「両国」駅、A4A5出口から徒歩約8
時 間18:0021:00 (全日)
申込・問合せ|野﨑美子 メール kunichka@hotmail.com/℡ 080-3015-4789
後 援|シアターΧ
名古屋
()()() 会 場名古屋市立演劇練習館(アクテノン)
453-0841名古屋市中村区稲葉地町1-47 稲葉地公園内  052-413-6631
地下鉄東山線「中村公園」駅下車、2番出口から西へ徒歩約12
時 間18:3021:30 (全日)
申込・問合せ|朱砂会 メール susanokai.yonemari@gmail.com/℡ 090-5108-1051
()()() 会 場大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
550-0006大阪市西区江之子島2-1-34 ℡ 06-6441-8050
地下鉄千日前線・中央線「阿波座」駅下車、8番出口から西へ約150m
時 間18:0021:00 (全日)
申込・問合せ|江之子島文化芸術創造センター メール tcl-russianws@Outlook.com/℡ 06-6441-8050
特典
大阪でご参加の方は、演劇スクール[シアター・コミュニケーション・ラボ大阪](TCL大阪)の入学金(1万円)を免除いたします。
ただ今、第2期生募集中 !  ラボの詳細はホームページまで。 http://www.enokojima-art.jp/tcl_osaka/
応募方法
 員| 〈全会場〉 20名  ※全日参加が条件ですが、単発参加もOK(1回7,000) 
  象| 俳優、もくしは目指している人
受講料| 〈全会場〉 一般・学生 18,000(税込) / 〈大阪〉 TCL受講生 10,000(税込)
 集| 氏名・性別・年令・電話番号・演技経験の有無・所属演劇団体・志望動機(100字以内)を、それぞれの問い合わせ先まで    
[メール]でお申し込みください。書類選考の上、定員になり次第〆切ります。
主催
 
 シアター・コミュニケーション・ラボ大阪 実行委員会、野﨑美子(東京)、朱砂会(名古屋)、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(大阪)