2013年1月19日土曜日

今週から2学期が始まりました。

今日(18日)も降雪だったが、14日の月曜日も朝から雪が降っていた。そんな日から
2学期が始まったので、’もう行きたくなくて泣けた’と、クラスのトムが言うのも同感だった。

今週の集中講座は、「パフォーミングリサーチ」のプロジェクトだった。
3-5人のメンバーですることになっていて、4月に発表をする。
MAの学生すべてが行うことになっている。

私は冬休みに話していた「街の若者の芸術活動リサーチ」から外れて、
「詩」がやりたいと思った。音韻学や発音と繋げると、個人プロジェクトにも繋がる。
リーが、詩なら一緒にやりたいと言ってくれたので、ふたりで人数を集うことにした。

集中講座の最後に、まだグループができていない人たち、入っていない人が残って、
何が必要か、共有する時間があった。
そして言いだしっぺの私が、「詩」のこと、どんな事をしたいかなど話さねばならず、
予想はしていたが…の展開となった。

私は、詩と東北の震災の話をした。どこで詩が生まれるのか、どう生まれるのか、そして
どう話されているのか、意味だけでなく音を翻訳することは可能なのか、ヴォイスコーチは
詩をどう使っているのか…、そんな事が「詩」をテーマにしてしたいことだ、と。
みんな、よく聞いてくれた。

そして、詩を書いているというMA舞台のサムが、興味があると名乗り出てくれた。
メンバーが3人になり、晴れて私たちのプロジェクトは、実施されることになった。
サムがクラスにあと一人か二人興味のありそうな人がいるから誘っていいかと
言っていたから、5人くらいでするプロジェクトになるかもしれない。
彼らは舞台人なので、たぶんパフォーマンスをしたいんだろう。ちなみに、共通項があれば、
すべてをみんなでしなくてもいい。

解散してから、リーが、私にはリーダーの素質があると、つくづく関心しながら言った。
「知ってる」と私が言うと、びっくりした顔をして、がははと笑った。
でも、しなくていいならしたくないけど…。
とにかく懸案だったプロジェクトが動き出しそうで、まずはよかった。