2015年3月1日日曜日

駆け抜けていく2月

毎月、ピークの週というのがありますが、
今月は、断然第四週の今週でした。
ようやく終わって、ホッと一息です。

今週のピークは、何と言ってもCD制作大詰めの
ジャケット完成でした。今回のCDは、
新しい場所で、新しい人たちとの制作でしたが、
みなさん本当に根気強くお付き合いくださり、おかげ様で、
良い作品ができたな~と自画自賛しています。(笑)
あとは、配送されてくるのを待つばかりです。

ところで、先日、
3月21日のポエトリーリサイタルに向けて、
ピアノの方との練習がありました。
NYから届いた楽譜を自分なりに長くしたり
短くしたりしてくれて、
私のいつもちょっと違う朗唱に付き合ってくれました。
何度も一緒にライブをしてくれているので、
一度で合わせる詩がほとんど!凄いです。

今回のいろんな曲の色調について、彼女がぽろりと、
「この詩によくこのメロディーを考えたな~」と…
そうコメントしたのは、
「大男のための子守唄」でした。

・・・・
おやすみなさい 大男
一杯の清水を確実に汲みあげてこなければならない
でないとあなたは涸れてしまう
お眠りなさい 大男
二人で行けるところまでは
わたしも一緒にいきますけれど

・・・・
これに、昔話調の曲がついています。

この詩は、きっと、茨木のり子さんが、
仕事に忙殺されていた医師であったご主人を想い、
または、思い出して書いた詩だと思います。
ご主人は、のり子さんが49歳の時、闘病生活の末、なくなりました。