2013年6月28日金曜日

それぞれの語る声ー最後のプレゼンテーション

今週は、月曜日と木曜日で、最後のプレゼンテーションがあった。
20分間で個人プロジェクトの発表をする。それぞれが課題、テーマにしたい
と思う自分の声に関する何か(例えば、呼吸とか、緊張をいかにとるか、とか)
を春休みあたりからリサーチしていたものをまとめて発表する。

一人ひとりの発表が終わる度に、共感したり、感動したりしりで、
みんな鼻をかんだり、涙をふいたり、
が、質問やコメントもしないといけないし、妙に忙しかった。

20分で、発表者のこれまでの人生の底にあったものを聞いているようだった。

みんな、とても誠実に、聞き手を信頼して、本当の話をした。誰の話にも
作り事も、かっこいい話もない、こんなにも崩れそうな、弱弱しい自分を
さらけ出して、話すなんて、誰もが予想だにしなかったプレゼンテーションと
なった。

これまで教えてくれた先生たちも朝から午後まで、根気よくつきあって
くれたし、クラスみんなの拍手が、だれが終わってもいつまで続いた。

こんなにも濃く毎日を過ごした彼らと、もうすぐお別れだと思うと
胸がいっぱいになった。