2013年3月2日土曜日

今日が、締め切り日。

コースを越えた取り組み-パフォーミングリサーチは、春休みが終わるとすぐに、学校全体で
大々的なプレゼンテーション期間が実施される。すべてのMA、PHDの学生に課せられている。
その発表にむけて、自分たちのリサーチがわかるような提議文と要約を作成しなければならない。そして今日が、締切日だ。(ロンドン時間、3月1日です)

私たち、詩グループの提議文は、
「声やパフォーマンスが、詩を、意味論を超えて、共有できるものとして統合し、提供しうるか?」(まだ変わる予定)
よくわからない日本語だが、仕方ない。こんな感じだ。

方法論は、現象学。つまり、実際やってどうか、試してみましょう、感じましょう。
また、
それを他者が聞いて、どう思うか、意図が伝わったか、聞いてみましょう。
…という理論だ。

素材には、日本語の一分くらいの詩を選ぶ予定。

人が詩をどう捕らえるか、は、言語学からのアプローチにするか、
脳とか神経という物理的なアプローチにするかは、思案中。
言葉の音の分析は、音韻論と音声学。日本語のIPAチャートで母音、子音の調音点を分析。
実際の詩の発声方法は、内面と発声の関係をテーマに展開しているバーバラハウスマン、
個人的に好きなリンクレーター、メタファーの発声練習は、デイビットキャリー、以上のヴォイス
実践者の練習とその意図から展開しようと思う。
哲学的な詩の捕えは、ハイデッガー。むしろ、現象学かもしれない…。
あと、詩のメタファーと現象学の読み取り方も、定義と分析のための文献が必要。

大方の方策は、こんなところ。これが、1分の詩を読むためにすること。

練習だけでなく、グループでリサイタルできるところを探し、発表して、アンケートを取って、聞いてどうだったか、意図するものが伝わったか、アンケートやコメントを取って、まとめて、レポートに書いて、プレゼンテーションの用意をする。

オアナは、プレゼンの時に、リサイトもしたいという。で、学校で一番大きなエンバシーシアターでプレゼンしたいと希望しようーと、えらく張り切っている。

ここでは、どうも、だた好きで詩をリサイトするだけでは、だめらしい…
これらが休みなしで、春休みにすること…