参加できたという話を聞いた。
また今年は、初めての留学生-伊藤博文や井上肇らがイギリスにやってきた時から
数えて150年。どうも、区切りがよいらしい…。
そして、1月末から、
イギリスと日本の通商が始まって400年になることを記念した演劇が上演されている。
タイトルは、「ANJIN」。日本名三浦按人ことウィリアム・アダムスと
徳川家康との交流を描いた日英合作の演劇だ。
千秋楽の前日の昨日、ようやく観に行った。
家康役を市村正親さんが主演していた。
演出は、劇団のロイヤル・シェークスピア・カンパニーの芸術監督が担当、とのこと。
3時間という長い劇だった。
大道具がすばらしかった。屏風絵がとても繊細で美しかった。
一緒に行った人のコメントで、
歴史好きの人には、とても興味深い劇だと思う。
が、そういう雰囲気の劇だから、観客はとても真剣に見ている。
また、日本の観客とこちらの観客は質が違うと思う。
なのに、役者が、
そういう時に、日本特有のお茶ら気たしゃべり方やジョークを入れる。
TVのように。
そういうの慣れている観客は、咄嗟に笑うが、全体はシーン。
日本でまず上演されて、あまり手直しをせずに見せているそうだ。
役者の体や声の出し方など、日英人が同時に舞台に立っていたので、
両方のあり様を観察でき、とても興味深かった。
そして、残念に思うことがたくさんあった。