2014年2月10日月曜日

屋号-VOICE言の葉

いよいよフリーで仕事をするために、個人事業名、昔で言うところの屋号を考えました。
すでに講座の名称にも使っているのですが、「VOICE言の葉」といいます。

言の葉とは、言葉のことです。かなり昔に行ったボイス講座の名称に、
「言の葉講座」とつけてくれた方がいて、結構気に入っていました。

「言の葉」という言葉は、高尚ですが、
古くは、平安時代の半ばに完成した「古今和歌集」で
編者の一人、紀貫之が以下のように使っています。

 
 
 
やまとうたは、人の心を種として、万の「言の葉」とぞなれりける。世の中にある人、
ことわざ繁きものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。

貫之は、
「詩(和歌)は、人の心から生まれ、たくさんの言葉になる。世間で暮らしていると、
万事につけて心で思ったことを見聞きしたものに託して表現するものだ」と言います。
今は、頭から生まれる詩も少なくないと、推測しますが、心から生まれる言葉を
話したいという願いを込めて、この言葉を選びました。

そして、声についての学びは、ほとんどが、
「VOICE」という単語を使う英語で行ったので、
要は、単に二つをくっつけたという具合です。

近々、登録に行ってきます。